〜7つの習慣〜

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今日は7つの習慣という本について話していく。この本は、著者のスティーブン・R・コヴィーが成功者たちの共通点を観察し、その原則を「7つの習慣」としてまとめている。この本からは共感する事や学ぶことも多かったため、少し簡単にまとめておきたいと思う。

 

 

1:主体的である

何をするにしても主体的に行動を起こし、率先力を発揮することが大切である。ただ、自己中心的、強引に物事を進めるだけではチームで動く時にメンバーは信頼してくれない。主体的に行動を起こしたうえで、自らの言動に責任を持つ事が重要である。メンバーに信頼されるためにも大切な事は、決意を守る事である。自分自身や他者との約束に対し誠実な態度を取る事が、主体性の本質である。

 

 

2:終わりを思い描くことから始める

終わりを思い描くことから始めることで、自身が描いたゴールに対して全ての行動を逆算し行動を取る事が出来る。また、それを念頭に置いて1日を始める事ができる。この習慣を身につけるには、どうのよう人間になりたいのかといったイメージ、そして何をしたいのか、土台となる価値観を意識すべきである。

 

 

3:最優先事項を優先する

物事を重要度と緊急度の強度でそれぞれ分ける。その中で重要度が高く緊急度が低い事項をいかに行うかが最も重要である。そのためにも、他の用事がいかに緊急に見えても自身の基準を持ちノーという勇気を携えなければならない。

 

 

4:Win-Winを考える

一言で言うと全ての人間関係で、お互いの利益になる結果を出そうとする事である。そのためには人格、人言関係、協定、システム、プロセスの5つの要因が必要になる。人格は、私的成功の習慣で人格を磨くことが大切である。人間関係は、相手の信頼を積み重ねることが重要である。そのためにも1つ目の習慣でも触れたが、決めた事は守り誠実な態度を取る事が大切である。協定は、相互に期待することを明確にする事が大切である。システムは、Win-Winの行動が評価されるようなシステムを作っておくことによって達成される。プロセスは、相手の理解を徹底する事が最も大切である。

 

 

5:まず理解を徹底し、そして理解される。

Win-Winの関係を築くためにも傾聴方法がとても重要である。会話の中で多く見られるのは、自分の経験を相手の話に重ねてしまう行動である。そして人の話を聞きながら同意したり、反対したり、自分の視点から質問したり、助言しがちになる。ただその場合相手は理解されたと感じられなくなってしまう。最も必要とされるスキルは共感による傾聴である。このスキルを身につければ相手は自分の助言も受け入れやすくなる。

 

 

6:シナジーを創り出す

高いシナジーを生み出すには、高い信頼残高Win-Winを考える姿勢相手を理解しようとする努力などが重要な要素となる。その結果うまれるシナジーを創り出すコミュニケーションでは、相互に出す最初の意見よりも良い、第三の案を生み出す事ができる。互いの違いを尊重する事シナジーの本質である。そのためには、互いが自立している事が必須である。互いが自立しているからこそ、他社を知的感情的、心理的に違う存在として尊重できるようになるのである。

 

 

7:刃を研ぐ

第1から第6の習慣を実践したことで、私的成功と公的成功を実現する。さらに継続的に成功するために、常に自分を磨き続ける必要があるという考え方が第7の習慣である。最も重要な習慣とは自身の価値を維持しさらに学びとアウトプットを継続的に続け、自身を高めていく事である。